(待降節1)マタイ講解NO3「異教の地にある人達には星の光を」2章1~10節
仁井田義政 牧師
世界の教会は、今日からクリスマス前の待降節(アドベント)に入ります。私達の教会はイルミネーションが飾り付けられます。それは今日の聖書記事のように、キリストが誕生されたことを世の人々に伝えるために飾るものです。聖書を知らない異教社会に住んでいた博士達(マギー)を、星の光がキリスト誕生の地ベツレヘムに導きました。
★実は、博士達は星占い師でした。二千年前も異教の地では、占いがとても盛んでした。日本においては今なお占いが盛んです。マギーを博士達と訳してあるのは、その道において精通し成功した人達として、表わそうとしたからかもしれません。しかし、異郷の地で成功し地位や名誉や富を得ても、西に輝く星の下に生まれた御方を求めて、長い旅をして来たのです。
★博士達は、どれくらいの日数を旅して来たのでしょうか。二年という説が有力です。それは星の輝いた時から二年です。イエス様は、この時すでに馬小屋から「家」(11節)に移り、二歳くらいになっていたと思われます。彼らは、星の導きによってエルサレムまで来ることができました。しかし、それだけではキリストに会うことはできませんでした。キリスト誕生の地がベツレヘムであることを、聖書から初めて知ったのです。それは今も同じです。
★キリスト誕生を博士達から聞いて、ヘロデ大王は恐れました。ヘロデ大王は、自分の王位を狙っているという疑いで、妻子も殺している残酷な人でした。ですから博士達が「ユダヤにお生まれになられた王を拝みに来ました」と言った時、ヘロデ大王は恐れたのです。しかし博士達は「この上もなく喜んだ」(9節)のでした。「この上もなく」とは、最高の喜びです。
★異教の地に於いて、博士達をキリストに導いたのは、夜空に輝いた大きな星の光でした。私達も異教の地に住んでいます。星の光が異教徒の博士達をキリストに導いたように、私達も教会にクリスマスイルミネーションを飾り、キリストのご降誕を知らせましょう。できるだけ綺麗に飾り付けましょう。異教の地にある人達には、星の光がキリストにお会いするきっかけともなるのです。
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