2024年ペンテコステ礼拝「聖霊の力と教会の誕生」使徒2章1~4節
仁井田義政牧師
今日は、教会が誕生した記念日のペンテコステ礼拝です。使徒の働き2章を中心に「聖霊の力と教会の誕生」について話します。
★使徒の働き2章1節には「五旬節の日になって」と記されています。それは、過越の祭から50日目になったことを表わしています。イエス様は、そうしようと思えば復活されたその日に聖霊のバプテスマを与えて教会を誕生させることも出来たはずです。弟子達が待たされたのは、50日目に「ペンテコステの祭」が来るからです。それは麦の初穂の奉献の祭でした。
★使徒の働き1章8節には「聖霊を受けると力を受ける」とのイエス様の約束の言葉が記されています。「力」はギリシャ語の「デュナミン」という言葉が用いられています。それは「ダイナミック」とか「ダイナマイト」と言う言葉の語源にもなった言葉です。爆発するような力、ダイナミックな力を持った教会の誕生なのです。
★聖霊のバプテスマには「異言を語る」というしるしが伴いました。しかし、「彼らは甘い葡萄酒に酔っているのだ」(使徒2:13)と言う人達もいました。教会誕生に最重要であった聖霊のバプテスマを受けた人と、気持ち悪いと思う人が起こったのです。
★現代でも「異言ならばやみます」(第一コリント13:8)を開いて反対する人もいますが、パウロ自身が「私は、あなたがたの誰よりも多くの異言を話すことを神に感謝しています」(第一コリント14:18)と言っています。
★世界で最初にエルサレムに誕生した教会と初代教会は、聖霊のバプテスマを受け、異言を語り、聖霊のダイナミックな力を受けた教会でした。アッセンブリー教団は、いち早くイエス様の教えに戻りました。その結果、世界の大きな教会の多くは、アッセンブリー教会となったのです。
★私達日本の教会も、聖書の示す聖霊によるバプテスマを受け、大いに異言で祈り、聖霊のダイナミックスに満たされて成長しましょう。
コメントを残す