2022年クリスマス「神に栄光、地には平和を」ルカ2章8節~14節
仁井田義政 牧師
皆さん、クリスマスおめでとうございます。今年もいろいろな事件が起こりましたね。イザヤ書の60章2節に「見よ。やみが地をおおい、暗やみが諸国の民をおおっている。しかし、あなたの上には【主】が輝き、その栄光があなたの上に現れる」とあります。クリスマスは、暗闇に住んでいる私達に主が光として来てくださった記念の日なのです。
★聖書には「暗闇に野宿の番をしていた羊飼いたちを主の栄光が照らし出した」ことが記されています。彼らは、文字通り暗闇に包まれていたのです。そこに突然、神様の栄光が現われ、光が彼らを包んだのです。彼らは神様の光に照らされて、主役となったのです。
★聖書には「栄光が神にあるように」と記されています。クリスマスは、神様の素晴らしさが御子の誕生によって現わされた日なのです。またイエス様は「平和を与えるために来られた」ことが記されています。それは「御心にかなう人々に」とあります。イエス様は平和を与える為に来られたのです。
★しかしマタイ10章34~36節を見ますと、その逆の矛盾するような言葉が記されています。そこには「わたしが来たのは、地に平和をもたらすためだと思ってはなりません。わたしは平和をもたらすために来たのではなく、剣をもたらすために来たのです」と記されています。それは「わたしを信じようとする時、家族さえも反対するでしょう」という意味です。反対される覚悟で、イエス様をお迎えすることが大切なのです。そのような人が「御心にかなう人々」であり、そのような人に本当の意味での平和が来るのです。
★イエス様は、真の光としてこの世に来られました。イエス様の光によって、あなたは輝くのです。羊飼いたちは暗闇に包まれていましたが、天からの光が彼らを照らし出しました。雰囲気だけのクリスマスならば、天からの光と天使達の賛美があれば、充分だったでしょう。しかしそれだけでは不十分なのです。ですから御使いは「ダビデの町、ベツレヘムに行って、布にくるまれ、飼葉桶に寝かされている幼子を探しなさい。その子こそあなたがたの救い主です」と言われたのです。私達もロマンチックなクリスマスの雰囲気を超えたところで、強い決意をもってイエス様を受け入れ、信じようではありませんか。
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