22日クリスマス記念礼拝「マリヤのクリスマス」

クリスマス記念礼拝「マリヤのクリスマス」ルカ2章15~19節 仁井田義政 牧師

今日はアドベント第4週で、クリスマス記念礼拝です。約二千年前にイエス様がお生まれになった時、そのことを知った人々は色々な反応を示しました。ヘロデ王は、自分の王座を奪われたら大変だと恐れました。羊飼い達は、喜びにあふれました。そこには様々なクリスマスがありました。その中でマリヤのクリスマスもありました。

★羊飼い達は、突然現れた天使の姿と言葉に興奮していたことでしょう。その興奮の中でベツレヘムの町まで行って馬小屋を探し、天使の告げた赤ちゃんがボロ布に包まれているのを見つけたのです。天使の言った通りであったことにさらに興奮して、ヨセフとマリヤに荒野で天使が現れたこと、馬小屋にお生まれになったと言われて探しに来たことを話したでしょう。

★羊飼い達は夜にも関わらず、即座にキリスト誕生を町の人々に伝えたと聖書に記されています。身分の低い羊飼達から、非常識にも夜中に救い主の誕生を聞くことになるとは信じられないことでした。羊飼いの所に天使が現れたことや、救い主がぼろ布に包まれていたとは、町の人々にとって何と馬鹿らしい話に思えたことでしょう。羊飼い達が興奮して話をしていることに驚きを感じたのです。ただ町の人達にとってそれだけのことでした。ですから羊飼い達の言ったことが本当かどうかを確かめにも行かなかったのです。

★マリヤは、他の誰とも違うクリスマスを迎えました。「しかしマリヤはこれらのことをすべて心におさめ」と聖書に記されています。「これら」とは、羊飼い達から聞いた「ベツレヘムで馬屋を探しなさい」との御使いの言葉や、預言者が「メシヤ誕生の地はベツレヘム」と預言していたことや、ナザレで「あなたの胎に神の子が宿りました」と告げられたことなどです。また皇帝アウグストが、人口調査のため「故郷へ帰れ」とおふれを出したことなどを思い巡らしていたのです。マリヤのクリスマスは、なんと静かな、しかし何と恵みに満ち溢れたクリスマスでしょう。神様が田舎の娘をとりあげ、世界の救い主の母として下さった。しかも貧しいゆえに綺麗な着物も着せてあげられず、申し訳ないと思っているそのことさえも、そのぼろ布に包まれているということこそ、救い主の印だと羊飼い達に言って下さった。その一つひとつを思い巡らす時に、恵みはいよいよ心に溢れ出るのでした。

私達も、神様が私たちにして下さったことを一つひとつ思い出して、クリスマスの恵みに満ち溢れようではありませんか。

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