第一コリントNO34「聖霊の教会」12章4~11節 ペンテコステ礼拝 仁井田義政 牧師
今日は聖霊降臨日です。聖霊降臨日は、教会誕生の日でもあります。聖霊によって教会は力ある教会となって産声をあげました。しかしコリント教会には、力ある教会となれない問題がありました。その問題とは何だったのでしょうか。
★コリント教会は、聖霊の賜物が豊かな教会でした。しかしその豊かさが、教会分裂危機の原因となっていたのですから驚きます。それは、信徒達が賜物の優劣を競うような状態になっていたからです。神様からの賜物を、自分の物のように思ってしまっていたのです。賜物はギリシャ語の「カリスマ」で、それはギリシャ語の「カリス=恵み」プレゼントと言う意味から来ています。貰ったのだから自分のものだと思ったのでしょう。
★賜物には、与えて下さった神様の目的があります。そして賜物には、優劣の差などありません。三位一体の神様が与えて下さった賜物には、神様の御計画と目的があるのです。その目的とは、7節にある「みなの益となる為」であって、神の教会全体の益となるように与えられたのです。個人が誇る為ではありません。そこをわきまえなかったので、コリント教会は聖霊の賜物が豊かに与えられていたのに、分裂の危機が起こったのです。
★力強いキリストの教会となるように、神様が御心のままに与えて下さったのが聖霊の賜物です。それぞれに与えられている賜物は、やみ雲に与えられているのではありません。神様の緻密な御心によるのです。神様は力強い教会をこの世に送り出すために、考え抜かれてそれぞれの人に賜物を与えて下さっているのです。その目的に沿って用いる時に、カリスマ的な能力を発揮することが出来ます。教会がキリストの教会として、黄泉の力をも打ち砕く力ある教会として、賜物を用いる一致が必要なのです。
★聖霊の教会とは、単に異言を語ることではありません。異言を語ると同時に、聖霊に満たされ聖霊の賜物を喜んで教会の働きに用いることが聖霊の教会です。目立つ賜物であろうと、全く目立たない賜物であろうと、主権者であられる神様の正確な御心によって、それぞれに賜物が配置され配備されたのです。今日の午後は聖霊待望会があります。主の前に出て、溢れる聖霊の満しに浸され(バプタイズされ)ましょう。