第二コリントNO13「恵みを無駄にせず」 6章1~10節 仁井田義政 牧師
先週に続いて、今日の御言にも「懇願」と言う御言があります。神様が懇願しておられ、パウロが懇願しているのです。しかしコリント教会には嘆かざるを得ない状況がありました。突然パウロはイザヤ書の49章8節の御言を引用して「神の恵みを無駄にしてはなりません」と筆を進めました。
★コリント教会の現状は、信仰を持ってクリスチャンになったのに偶像礼拝者に戻る人もいたのです。またパウロの伝道によって正しい教えで始まったのに、偽教師の影響で信仰からずれてしまった人達もいました。パウロは、750年も前に預言者イザヤに預言された御言によって「恵みの時、救いの時が来たのに、その神の恵みを無駄にしてはならない」と訴えたのです。
★パウロは、自分の日常生活が人々のつまずきとならないように注意を払い生活して来たと記しました。それは神様が人々の救いを願い「懇願」しておられるからです。第一は、精神的な「悩み・苦しみ・嘆き」を、忍耐の限りを尽くして乗り越えました。第二は、迫害の「鞭・投獄・暴動」に耐えました。第三は、福音の為に「労役・徹夜・断食」という苦労も甘んじて受けました。さらに純潔と知識・寛容と親切を聖霊と偽りのない愛をもって人々に接してきました。パウロは、自分の生活のことで人々が躓かないように気を付けていたのです。
★ パウロは、ひたすら神様に喜ばれるように心掛けて、使徒の務めを果たして来ました。パウロは「悪評を流す者。人を騙す者」と言われても、真実のみを語り、死にそうになっても、生かされ、罰せられる事があっても、殺されず。悲しんでいるようであっても、喜んでおり。貧しいように見えても、多くの人を富ませ。何も持っていないようでも、すべてのものを持っている」という使徒としての生活をしてきたのです。そのように生きることが出来たのは「真理のことばと、神の力」(7節)とによったのです。
★今は誰でもイエス様を信じるならば救われる「恵みの時代、救いの日」となったのです。ですからイエス様もパウロも私達も、ひとつになって懇願します。神様のあなたへの恵みを無視せず、イエス様を信じて、イエス様と一緒にこれからの人生を歩いてゆきましょう。