(礼拝メッセージ)NO86「ガリラヤ集結と一枚の硬貨」マタイ17章22~27節 仁井田義政牧師

今日の聖書の箇所には、キリストの公生涯における決定的な時期に入ったことが記されています。それは十字架に向かっての旅立ちです。 イエス様は、それが父なる神の計画であることを弟子達に教えられました。

A ★イエス様は、ご自分が殺されなければならないことを弟子達に伝えられました。それは二回目で、第一回目は16章21~23節のことです。その時イエス様をいさめたペテロは、イエス様に叱られています。二回目も弟子達には理解出来ず、「彼らは非常に悲しんだ」と記されています。

★イエス様が話された十字架については「人々の手によって渡される」と言う言葉があります。「父なる神によって」と言うことです。また「三日目によみがえります」とイエス様の言葉が記されていますが、原語では「よみがえらされます。」との言葉です。「誰によって」の主語がないのですが「父なる神によって」ということは明らかです。人間の眼にはイエス様が人々に殺されたように見えますが、実はその計画は(イエス様の死も復活も)父なる神のご計画なのです。

★十字架に付けられるイエス様は、弟子達にご自身が「すべてを支配している神の御子」であることを示すために「魚の口からの硬貨の奇跡」を行なわれました。ちょうど税務署の役人がペテロの家に来ました。イエス様が宮の祭司達に対して批判的であったため、納税を打診するためでした。イエス様は、当時の王子は税金を払わなくてよいことを例に出しながらも、自分が神の王子であることを知らない彼らが「躓かないために」この奇跡を行なわれました。

★イエス様は、ペテロに「魚を釣ってその魚の口の中にある硬貨で神殿税を払いなさい」と命じられました。イエス様は魚の口の中のものまで知っておられる全知の神であることを、十字架前に弟子達に示されたのです。

全知全能の神なるキリストが、今一人の弱い人間の姿をとりエルサレムに向かおうとしています。そのためにイエス様は弟子達をカペナウムに結集させたのです。そこでイエス様は十字架の秘密を再度話されたのです。しかし弟子達は理解できず「非常に悲しんだ」だけに終わったのです。

私達はイエス様のこの計画を理解し、イエス様を神の御子と告白し、心から礼拝しようではありませんか。

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