9月28日礼拝メッセージ「信頼を裏切った農夫」

(礼拝メッセージ)マタイNO.104信頼を裏切った農夫21章33~46節 仁井田義政 牧師

 マタイ21章23節から始まったエルサレム神殿での祭司長と民の長老達へのイエス様の質問は続きます。そして今日は「信頼を裏切ったぶどう園の農夫」の譬を話されました。ますますイエス様は譬を重ねて話すことによって、数日後に御自身を十字架に付けて殺す人々への罪の核心へと迫りました。

★その譬は「農夫たちを信頼し、農園を任せて旅に出た主人」の話でした。ぶどうの木は、苗を植えても実がなるまでには3~4年はかかるのです。それを農夫たちに貸して旅に出たのです。

★しかし収穫の時期になって、主人から送られて来た人々を次々に殺し、最後には主人の最愛の息子をも殺してしまったのです。これは譬で、先に遣わされた主人の僕達は旧約聖書に出てくる預言者達でした。最後に遣わされた「主人の一人息子」は、神のひとり子イエス様のことです。イエス様は「主人の息子まで殺してしまった農夫達は、その後どうされると思いますか」と祭司長達に問いました。祭司長達は「主人はその農夫を殺し、違う人にそのぶどう園を貸します」と言いました。つまり自分で自分達を死刑と宣告したのです。

★このようにユダヤ人達はイエス様を捨てましたが、そのためにイスラエルは捨てられ、新しい民に農園は与えられるのです。その新しい民とはキリスト教会です。イエス様を捨てて殺したイスラエルは「この石によって粉々にされる」とイエス様は預言しました。その約40年後のことです、エルサレムは西暦70年にローマ軍によって破壊され、現在に至るまで神殿がありません。彼らは、ようやくイエス様が祭司長達のことを言っているのだと知り、「イエス殺害」の意志を強くすることになるのです。

★イエス様はさらに「人々に捨てられた石が、隅の頭石となった」と言われました。神様は捨てられたイエス様に土台をおく新しい民を起こして、神の栄光を表わす働きをゆだねると言われたのです。イエス様を土台として建てられる新しい民達が神様の栄光を表わすようになると言われたのです。それだけに身の引き締まる思いがします。

私達クリスチャンは、その神様の期待に応えているでしょうか。悪い農夫たちのように、毎日自分が得することばかりや、自分の楽しいことばかりを求めて、神様の為に生きることをそっちのけにしていないでしょうか。もう一度自分の人生を吟味し、神様の為に生きる人間となりましょう。

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