第一コリントNO40「主の復活と福音」15章1~11節 仁井田義政 牧師
ある学者は、今日の15章をコリント第一の手紙の冠であると言っています。パウロは、教会とクリスチャンに与えられた福音とは何かをここに記しました。復活は、福音とどのような関係にあるのでしょうか。
★コリント教会の一部の人達は、パウロからもう一度福音のイロハを教えられなければならない状態でした。イエス様が旧約聖書に書かれている通りに「私達の罪の為に死なれた」ことや(イザヤ53章など)、 聖書の示す通り三日目によみがえられたこと(詩篇16:10)などです。キリストの復活こそ、福音であることを教えられなければなりませんでした。
★イエス様でなくても民衆の為や思想・主義の為に、すすんで犠牲になって死ぬ人はいるでしょう。殉職です。しかしどんなに立派な死でも、決してよみがえることは有りません。イエス様も殉教死され墓に葬られたのです。このままでは殉教者であり、殉職者です。しかし弟子達の予想も人々の予想も超えて、イエス様はよみがえられたのです。これが福音です。イエス様はよみがえられ、今も生きておられるからです。
★イエス様の復活の事実は、多くの人達が目撃しました。最初はマグダラのマリヤに。ケパに。12弟子達に。その後500人以上の人達に。そしてクリスチャン達を殺していたパウロにまで現れたのです。しかもこの手紙が書かれたのは紀元55年~57年の間ですから、イエス様がよみがえられて20年以内です。ですからパウロが言っているように、イエス様の復活を見た500人の「大多数の人々が今も生き残っていた」時の手紙なのです。この手紙の著者パウロまでが、キリストの復活から約2年後にキリストに会ったのです
★私達のイエス様は、死よりよみがえって生きておられるのです。そのよみがえられたイエス様が、私達の人生を一緒に歩いて下さっているのです。更には死からよみがえられたイエス様は、私達をも死からよみがえらせ、死の彼方の天国にまで連れて行って下さるのです。ですからイエス様の復活こそ福音なのです。復活のイエス様を信じて、信仰を守り通し、意味あるこのクリスチャン人生を力強く生きて行きましょう。