(礼拝メッセージ)マタイNO80「与えられている最強の力」マタイ16章13~20節 仁井田義政 牧師
今日は、マタイの福音書連続メッセージの80回目になりました。先週は、2014年度の教会会議が行われました。奇しくも今日の御言葉には、私たち人間の本当の幸せのことや、教会に与えられている素晴らしい力のことが記されています。御言葉の息吹を胸一杯吸い込んで、2014年を大胆に前進してゆきましょう。
★ピリポ・カイザリヤは、ガリラヤ湖から見てさらに遠く北に位置する美しい所だそうです。そこでイエス様は弟子たちに「人々は私のことを何と言っていますか」と質問しました。弟子達は「バプテスマのヨハネ・エリヤ・エレミヤ・預言者の一人と言っています」と答えました。
★するとイエス様は「あなたがたは私を誰と言いますか」と質問しました。ペテロは弟子達を代表して「あなた生ける神の子キリストです。」と答えました。死んだ神でない「生ける神の子」と告白したのです。イエス様はその答えを聞いて「シモン、あなたは幸いです。」と言われました。人間にとっての究極的な幸せは「生ける神の子」と告白できることなのです。
★イエス様はさらに、その告白は「父なる神の啓示による」のだと言われました。人間の思いつきでも、研究の結果でもありません。神様の働きなのです。しかし神様の働きによって自動的にそのような信仰告白に至ると言うのではありません。謙遜な心の人に働かれるのであって、全ての人に働かれるのではありません。ですから幼子でも信仰は持てるのです。父なる神は、謙遜な人に聖霊を送り告白へと導いてくださるのです。
★イエス様は「この岩の上に教会を建てます。」と言われました。それはペテロの信仰告白の上にという意味です。教会はエクレシアというギリシャ語が使われています。εκエク(~から出る)とκαλεωカレオー(呼ぶ)とからできている語で「呼び出して集める」という意味です。キリストを「生ける神の子」と信仰告白する者達を、世の中から「呼び出し集め」教会としたのです。そしてイエス様は、その集まりに「黄泉(ハデス)の力」も太刀打ちできない力を与えられたのです。
★私達日本のキリスト教会は、まさに自分達を再認識する必要があります。教会は人々を黄泉の力から解き放つ最強の力を与えられているのです。私達は「あなたこそ、生ける神の御子キリストです。」と告白し、前進しましょう。
