(復活祭) 「あらゆる国の人々に」ルカ24章1節~12節 ・44節~48節 仁井田義政 牧師
みなさんイースターおめでとうございます。キリストが十字架において殺された後、弟子達は絶望の中にいました。しかし三日目の朝早く、絶望が希望によって完膚無きまで打ちのめされる事件が起きました。そしてその希望は、世界中に提供されることになったのです。
★朝早く女性達は、イエス様の御体に香油を塗るために墓へと急ぎました。しかし墓に着いてみると、イエス様の御体がなかったのです。そこに天使が入ってきました。女性達は恐ろしくなり地面に顔を伏せました。すると天使が「生きた方はここにはおられません。よみがえられたのです」と語りかけました。
★天使は「イエス様がガリラヤで話されたことを思い出しなさい。十字架の死も葬りも復活も話されたでしょう。」と告げました。その知らせを聞いて「女達はイエスの御言を思い出した」と記されています。イエス様がガリラヤ地方で弟子達にこの事を話された時、あまりにも復活などは現実離れしたことであり、弟子達は気にも止めませんでした。無視したのです。昔の人々も、現代の我らの感覚と何も違わないことがわかります。それでもかつて聞いたことがあったので、そのイエス様の言葉を思い出したのです。
★復活した日曜日の夜、イエス様は弟子達の前にも現れ「聖書全体に書かれていることは必ず全て成就する」と言われました。なんと強く確信に満ちた言葉でしょうか。復活されたキリストを前にして、弟子達はかつて聞いたことの重要さを思いながら、揺るぎない信仰へと導かれていきました。
★人間は死んだら終わりだと考える者には、イエス様の復活は愚かな話のように聞こえます。しかしイエス様こそ、聖書の預言の「必ず全て成就」したお方と知るならば、悔い改めが起こるのです。復活のキリストを信じる福音は、希望となって「あらゆる国の人々に与えられる」とイエス様は言われました。そして今や極東日本にまでイエス様の復活は伝えられて来たのです。
★イエス様は「わたしは、よみがえりです。いのちです。わたしを信じる者は、死んでも生きるのです。」(ヨハネ 11:25)と言われました。キリストの復活を耳にしたあなたにも、今日この福音は提供されました。あなたも墓を人間の最終地と見る絶望的人生から救われ、希望に輝く人生へと乗り換えようではありませんか。