(礼拝メッセージ)マタイNO83 「主イエス様が膝を折って」マタイ17章1~8節 仁井田義政 牧師
今日の聖書の箇所は、イエス様の姿変わりの所です。タイトルは「主イエス様が膝を折って」ですが、あなたにとって大きな慰めと恵みとなりますように。
★今日の御言は前章とつながっています。16章でイエス様は「あなたがた私を誰と言うか」と質問されました。その時ペテロは「あなたは生ける神の御子キリストです」と答えました。その後イエス様が「私は殺されなければならない」と語られると、ペテロはイエス様をいさめて叱られてしまいました。そしてイエス様は「私についてきたいと思う者は、苦しみも覚悟でついてきなさい」と語られました。
★イエス様には受難の時が近づきつつありました。イエス様は、弟子達に自分は何者であるのかを明らかにする必要がありました。そのため弟子達三人を連れて高い山に登られたのです。そして彼らの目の前で、栄光に輝く姿に変わられたのです。正確には、人間の姿に変わっていた姿から、神の姿に戻ったと言うべきでしょう。すると天から「これは私の愛する子、私はこれを喜ぶ。彼のいうことを聞きなさい」と父なる神の声が聞こえました。
★天の声を聞いて弟子達は非常に恐れました。それは16章に記されているように、イエス様から誉められたり叱られたりしていたからです。つまり、信仰の浮き沈みがあったからです。私たちもイエス様がここに輝く姿で現れられたら恐れを感じるのではないでしょう。
★しばらくすると、イエス様の太陽のように輝く顔も、光のように真っ白に輝く衣もなくなり、汗とほこりにまみれたイエス様だけが見えました。私たち人間と同じ生活空間に来てくださったイエス様がおられるだけだったのです。そこに救いがあるのです。
★イエス様は恐れ倒れている弟子達に膝を折って「起きなさい。怖がることはない」と手をかけ語りかけられました。不信仰な私達にその様なことの出来る方は、天においても地においてもおひとりしかおられません。「ただイエスおひとりだけであった」と記されている通りです。このお方だけが、私達を不信仰の罪から立ち上がらせることがお出来になるのです。変貌の山で父なる神様は「彼の言うことを聞きなさい」と言われました。イエス様が膝を折ってあなたを助けてくださいます。このお方に従って行きましょう。