場所 : 〒 213-0033 神奈川県川崎市高津区下作延7丁目11−12
最寄駅1 : 南武線「津田山駅」から徒歩約5分 最寄駅2 : 南武線「武蔵溝の口」/東急田園都市線・大井町線「溝の口」から徒歩約10分

溝の口キリスト教会(ウインディ・チャペル)の鐘楼には、オランダから輸入したフリッツェン社製のチャーチベル(「カリヨンベル」)が取り付けられています。

1日3回、時を告げるベルの音が鳴り渡ります。

(AM9時,  正午,  PM5時 )

「カリヨンの鐘」は、ラテン語の“四個一組”が語源です。元々は複数の鐘の組み合わさったものをいい、14世紀ごろからヨーロッパに現れて発展し、17世紀に全盛期を迎えました。

古来、カリヨンの鐘は幸せを呼ぶ平和の鐘、平和の象徴とされてきました。

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1660年創立のフリッツェン社(Petit & Fritsen オランダ)は現在まで一貫してベル造りを続けている世界最高のメーカーで、その鋳造技術と正確な調律は高く評価されています。

フリッツェン社のベルの特徴はベルの肉厚が厚く、独特のカーブ(profile)を持つことです。このカーブが正確な調律の秘密であり、芯のある、遠くまで届く美しい響きを奏でます。

カリヨンのデザインと音

フリッツェン社のベルは非常に透明度が高く正確にチューニングされた音でベル自体に適当な重量があるため、音がよく通る性質を持っています。 ベルは複雑な倍音構成を持ち、特に短三度倍音が強く響くため、和音がベル特有の響きになります。

カリヨンの歴史と今

美しい音色と姿で、世界中の人々から愛されているベル。ヨーロッパでは、6世紀頃から主に時を告げる教会の鐘として用いられ、チャーチベルの名で親しまれてきました。

10世紀から12世紀になると、このベルをいくつか組み合わせてメロディを奏でるものが現れ、広場や街角などで、市民に美しい響きを聴かせるようになりました。 日本でも学校や各種公共施設、ショッピングセンターなどのシンボルとして美しいメロディを奏でています

チャーチベルのある教会はこちら

Address:

神奈川県川崎市高津区下作延7-11-12

7-11-12 Shimotsukanobe, Takatsu-ku, Kawasaki City, Kanagawa, Japan