(イースターメッセージ)「イースターの喜び」マタイ28章1~10節
仁井田義政 牧師
今日はイースターです。今年のイースターは、世界中に新型コロナウイルスが蔓延しているため、みんなで主のご復活をお祝いすることが出来ません。人類全体の規模において、これほど死を近くに感じることはなかったのではないかと思います。イエス様も死んで墓に葬られました。ところがその朝は、予想に反して墓から女性達が大喜びで帰って来ることになるのです。
★イエス様は、マタイ17章23節で「そして彼らに殺されるが、三日目によみがえります。」と言っておられました。しかしその言葉を聞いても、弟子達は信じていなかったのです。全ての恐れは、イエス様の言われた言葉を信じないことから起こるのです。
★イエス様の墓にいた御使いは、「急いで行って弟子達にこのことを知らせなさい」(28章7節)と言いました。どうして、そのように言ったのでしょう。それは、絶望した弟子達がいるからです。神様は、弟子達を心配しておられるのです。女性達は、その言葉に従って「急いで」「大喜びで」「走って」(28章8節)弟子達の所に知らせに行きました。「大喜びで」の言葉は、ギリシャ語の「メガ」であり、大きな喜びを表わす言葉です。
★女性達は「大きな喜び」を伝えに急ぎ走りました。しかし弟子達は、女性達の知らせを信じないであろうことが予想されました。当時の人は、女性の言葉を信じなかったからです。弟子達に「よみがえられたイエス様を見たのか」と聞かれたら、イエス様の復活のお体を見てはいないので、「いいえ」と答えるしかない状態でした。すると、走っていた女性達をイエス様が「おはよう」と迎えられました。復活のイエス様でした。日本語の聖書には「おはよう」と訳されていますが、ギリシャ語は「喜びなさい」と言う言葉なのです。
★日本も世界も、今コロナ問題で死の足音が忍び寄って来ているのを感じて、息を殺して自粛しています。自分達の身にせまる危険を感じて身を隠している弟子達のようです。しかし恐れの中で、キリストだけが希望を下さるのです。イースターの朝に、復活のイエス様は「メガ的な喜びで喜びなさい」と勧めておられるのです。私達もイエス様のご復活に感謝し、「大きな喜び」に満ちて、心から主を賛美しましょう。








