(メッセージ)ガラテヤNO5「真理に生きる教会」2章1~14節
仁井田義政 牧師
今日は、私達の教会において教会会議が行なわれます。今日のガラテヤ書の箇所でも、第一回エルサレム教会会議が背景になって、キリスト教会において固く守っていかなければならない事は何か。つまり、キリスト教会がしっかりと守っていかなければならない真理は何かが論じられています。
★エルサレム会議では、パウロの異邦人伝道に絡んで、救いの為に割礼は必要か否かの激しい論争がありました。その会議の結論は、「異邦人は、割礼の必要なし」「ユダヤ人は先祖代々の割礼が必要だと思うならばそれもよし。割礼の有る無しによって救われるのではないので、自由」と決議しました。ギリシャ人のテトスも、割礼を強要されずに信徒として認められていました。
★しかし、偽牧師がガラテヤ地方の教会に忍び込んできて、ガラテヤ教会の土台の真理を変えようとしたのです。パウロは十二弟子でも、エルサレム教会の信徒でもなく、そのうえかつては迫害者でした。パウロが設立した異邦人教会も、そのようなわけでエルサレムから来た偽教師によって、教会の基本的真理「信仰による義認」が失われる危機に遭遇していたのです。
★キリストの直弟子のペテロも、ユダヤ主義からなかなか抜け出せないでいました。ペテロ・ヤコブ・ヨハネは、パウロを異邦人伝道者として受け入れ、祝福した理解者であったはずです。その彼も、アンテオケ教会に滞在していた時に、本心を偽った行動をとったことが今日の聖書には記されています。「ヤコブの所から人々が来る前は、異邦人クリスチャンと一緒にしていたのに、最近は異邦人と食事をしなくなった」というのです。それは異邦人と食事をしていることが、エルサレム教会に伝わるとまずいと思ったからです
★ガラテヤ地方の教会は、この時「真理に生きる教会」から脱落する危険がありました。偽教師や、12弟子のひとりのペテロが人を恐れる事などによってです。「バルナバ」までそうしたのです。パウロにとってペテロもバルナバもクリスチャンの大先輩ですが、パウロは教会の大切な「キリストによる信仰のみによる救い」を守るためには、容赦しませんでした。教会は「真理に生きる教会」であり続けなければならないからです。真理だけが人間を救い自由にする力を持っているからです。私達の教会が「真理に生きる教会」であり続けるようにと祈りましょう。真理に生きる溝の口教会の教会員であることに誇りを持って、力強く生きて行きましょう。








