(礼拝メッセージ マルコNO86)「東から西の果てまで」16章 別の追加文
仁井田義政 牧師
今日は、マルコによる福音書の最後の追加文です。先週話しました9~20節の追加文より新しいのです。よってマルコによって書かれた可能性がさらに低いと言うことになります。しかし初代教会の信仰の姿がそこに記されていることはだけは事実です。その生き生きとした信仰を学びましょう。
★二千年前の古代社会では、女性達の立場は非常に低いものでした。日本の文化はさらに遅れており、男女の差別は現代にもなくなっていません。聖書は、イエス様の復活を「女性達が、弟子達に伝えた」と記しています。ですが男達は、女性の言うことを馬鹿にして信じなかったのです。女性達から「イエス様に会った」と聞いた後も、絶望してエマオの村に帰る者まで出たのです。女性達が日曜日の朝にイエス様の復活を伝えたのに、弟子達が信じたのは、イエス様が彼らのいる部屋に現れた日曜日の夜でした。女性達の言葉にも、男性と同じように真実があると確信させられたのです。
★今日の聖書の箇所には「彼ら」と言う言葉が出てきます。女性達から「主の復活」を聞いた弟子達のことです。その弟子達によって、世界に宣教が開始されたのです。弟子達によって伝えられたのは、神の言葉です。神の言葉には悪意や悪が全くなく、「きよく」「朽ちることのない」真理そのものです。その神の言葉は「信じる者には現世の救いだけではなく、永遠の命という救いも与えます。
★そのように、弟子達によって世界宣教が開始されました。しかしそれは弟子達だけの宣教ではありませんでした。「その後、イエスご自身、彼らによって、きよく、朽ちることのない、永遠の救いのおとずれを、東の果てから、西の果てまで送り届けられた」と追加文は記しています。復活のイエス様ご自身が、世界宣教を開始されたのだという確信が、初代教会の信仰として満ち溢れていたのです。初代教会は「私達は主のお手伝いをしているにすぎない」という確信に満ちていました。そしてイエス様は、2019年の現代に至るまで、人々を救う活動を続けておられるのです。
★甦られたイエス様は、今も東から西の果てまで宣教を続けておられます。私達も、イエス様が今も働いておられることを信じる信仰に立ちましょう。そして、イエス様と共に宣教に出ていくクリスチャンとなりましょう。








