10月28日礼拝メッセージ 「叱られたペテロ」

(マルコNO43) 「叱られたペテロ」8章31~38節

仁井田義政牧師

   先週の聖書箇所でペテロは、イエス様に「あなたはキリストです」とはっきりと信仰告白をしました。ところが今日の御言では、ペテロがイエス様から激しく叱られたことが記されています。何故でしょう。その理由をお話ししましょう。

★先週の御言の中で、ペテロが「あなたはキリスト(救い主の意)です」と言った時、イエス様はすぐに「この事を誰にも言ってはならない」と言われました。それは、当時の人々が期待して待っていたキリスト像と変わらないものだったからです。その待望のキリスト像とは「地上の王」としてのキリストでした。しかしイエス様は、この世の王となるために来られたのではありません。

★イエス様は、正しいキリストについて話しておられます。それは、31節にあるように「多くの苦しみを受け・・殺され、三日目に甦る」というキリストでした。強いこの世の王としてキリストを待っていたペテロには、絶対に理解できなかったのです。

★イエス様が正しいキリストについて話し始められると、ペテロが「イエス様を脇にお連れしていさめ始めた」と言うのです。「いさめる」とは「叱る」ことです。つまりペテロは自分の考えを正当化して、イエス様を「先生、そんなことを言ってはいけません」と叱ったのです。ペテロがイエス様を「わきにお連れして」と記されていることから見ても明らかです。イエス様は、そのペテロを「下がれ、サタン」と激しい言葉で叱られました。

★そしてイエス様は群衆と弟子達を一緒に呼び寄せて、「誰でも私について来たいと思うなら、自分を捨て十字架を負い、私について来なさい」と言われました。そして「自分の命を優先する者は、自分の命を失い、捨てる者は得る」と言われました。それは自分の得することばかりを求める者は、本当の生きる目的を失うということです。

★自分勝手なキリスト像をイエス様に押し付けて、イエス様に叱られるクリスチャンになってはいけません。イエス様に本当のキリストを教えていただき、その本当のキリストを信じて「私について来なさい」(8:34)と招いておられるイエス様に、心から従いましょう。

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