6月24日礼拝メッセージ) 「二人の願い」

(礼拝メッセージ) 「二人の願い」マルコ5章21~43節

                        仁井田義政 牧師    

 今日は、長血の女性と会堂司ヤイロの娘の癒しという力あるイエス様のお働きをお話ししたいと思います。二人の祈りの違いと、二人の信仰の共通点とを聖書から見ていきましょう。

★イエス様は、カペナウムの会堂管理者ヤイロと既に何度か会っています。イエス様は、カペナウムの会堂で何度も教えられていますが、会堂管理者の許可がなければそのようなことは出来ません。ヤイロは既にイエス様に好意を持っていました。彼は何度かイエス様の奇跡も見ています。それでもまだヤイロの信仰は完全なものにはなっていませんでした。しかし死にかけている娘の病気が、ヤイロをイエス様へと導いたのでした。イエス様はヤイロの求めに応じて、死にかけているヤイロの娘のいる家に向かいました。

★ところが途中の道で、長血を患っている女性が、イエス様に後ろから触ったのです。イエス様は足を止め、女性を癒されました。この時、ヤイロはどんなに気をもんだことでしょう。私なら「イエス様、いま娘が死にそうなのです。この女性は後にしてください」と言うでしょう。

★イエス様が時間を取られている内に、娘死亡の知らせが届きました。長血の女性に時間を取られている間に死んでしまったのです。イエス様は、ヤイロに「恐れないでただ信じていなさい」と言われました。ヤイロの娘は十二歳で、将来のある子が死んだのです。ヤイロの家は、悲しみで混乱していました。しかしヤイロはイエス様の言葉を信じて、娘の死んだ部屋にイエス様を案内しました。そしてイエス様の「タリタクミ」という声を聞きました。それは「起きて歩け」という意味です。「タリタクミ」は、イエス様が話されたアラム語です。それを初代教会は大切に保存したのです。歴史的事実だからです。娘はその言葉によって起き上がりました。

★会堂管理者は、ユダヤ人の中でも人々から信頼されている人です。長血の女性は、人の前に出られない汚れた女性と見られていました。ヤイロは娘の為に祈り、長血の女性は自分の為に祈り求めました。イエス様への祈りは、その人がどのような立場であるとか、どのような状況にあるとかは関係ないのです。大切なのは、イエス様への信頼と信仰です。私達も、イエス様に強い信頼と信仰をもって、祈り求める人となりましょう。

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