4月1日イースターメッセージ「マリヤと呼ばれて」

(イースターメッセージ)「マリヤと呼ばれて」ヨハネ20章11~18節

                       仁井田義政 牧師

 今日は、イエス様のご復活をお祝いするイースターです。一日楽しく明るく、主のご復活をお祝いしましょう。

★イエス様のご復活の朝、墓に行ったマグダラのマリヤ達は、イエス様の体が墓の中からなくなっていたので、悲しみ泣いていました。すると二人の天使が、墓の中からマリヤに声をかけたのです。天使は背中に羽が生えているように絵画などに描かれていますが、聖書にはそのようなことは書かれていません。当然マリヤは、この二人は墓の番人で、どこかにイエス様の体を移したのだろうと思ったのです。人間の常識と、死んだ人が蘇るはずがないという思い込みは、天使の声を聞いても信じられないのです。

★からになった墓の中を見て絶望してしまったマリヤの後ろに、イエス様は立っておられました。暗い墓の中から、太陽が昇った外への視線の移動であったからでしょうか、イエス様のおられる世界がかえって明るすぎて、見えにくかったのです。人間は死んだら終わりなのだと思って、暗闇ばかり見てきた私達人間に、復活のキリストは眩しすぎて見えないのです。

★しかし復活のイエス様に会っていながら見えなかったマリヤが、その眩しさを越えることが出来たことを聖書は記しています。それを越えさせたのは「マリヤ」と呼ぶイエス様の声でした。マリヤは固有名詞で「マリヤ」と呼ぶイエス様の声を聞きました。イエス様から自分の名前を呼ばれる体験をした者は幸いです。復活の主イエス様との出会いは、自分の名前を呼ばれることによって起こるのです。  

★マグダラのマリヤは、一説によればイエス様と出会う前は、七つの悪霊につかれた女と言われていた人です。イエス様に出会うまでは、人々から人間扱いをされてこなかった女性だったようです。そのような自分をイエス様は分け隔てなくいつも「マリヤ」と呼んでくださったそのイエス様の呼ばれる優しい声の響きと、有難さがマリヤの心に残っていたのです。その記憶に、復活のイエス様が「マリヤ!」と呼ぶ声が共鳴したのです。その声がマリヤの心を貫いたのです。するとマリヤの口から「ラボニ~訳せば先生」と、信仰の言葉となって飛び出したのです。イエス様は、あなたの名をも呼んでおられます。その声を聞き、私達も「先生」と復活の主に信仰の目を開いて、マグダラのマリヤと共に主のご復活を喜び、お祝いしましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Spam Protection by WP-SpamFree