11月5日礼拝メッセージ「激しき求道者」

(礼拝メッセージ)マルコNO10「激しき求道者」2章1~5節

仁井田義政 牧師

 イエス様が人の住んでいない寂しい荒野におられても、あらゆる所からイエス様を求めて人々が集まってきました。ひっそりとカペナウムの町に入り家におられても、それを知った人々がその家に集まり、満員電車の混雑のような状態になってしまったのです。そこで奇想天外なことが起こりました。その出来事とは、激しく道を求める人達のとった行動でした。

★イエス様のおられた家は、既に戸口まで人々がいっぱいになっていました。イエス様が「今日何時から集会を行ないますから是非いらしてください」と言われたわけではないのです。むしろ数日間寂しい所におられたので、人々から離れて休まれたかったのではと思われます。しかし群衆が押し寄せてきてしまったのです。そこでイエス様は、その人達に御言を話しておられました。それは「あの福音の御言」でした。(1章15節)

★そこへ四人の者達が、中風の人をベッドに寝かせて運んできました。しかしその家は、人々がいっぱいで入れません。そこで四人の者達は、諦めず屋根に登り、屋根を剥ぎ大きな穴をあけたのです。その家中に泥煙と土が落ちたことでしょう。イエス様の話は中断され、人々も怒りに満ちていたでしょう。非常識極まりない行為です。すると屋根に開いた穴から、ベッドに寝たままの中風の者が吊り下ろされたのです。

★人々は埃まみれにされ、その行動を責める目で見ていたことでしょう。イエス様も集会を滅茶苦茶にされたのです。しかし、イエス様の見る目は違っていました。イエス様は、彼らの行動の中に信仰の最高の姿を見たのです。そして「子よ、あなたの罪は許されました」と言われました。「子よ」と言う言葉は、当時弟子として認めた時だけに使われた言葉です。病気の癒しを求めたのに「あなたの罪は赦されました」とイエス様は言われました。人間にとって、罪が許されることが最高の救いなのです。

★神の国に入る為に、どんな邪魔者も排除して屋根に穴をあけ、イエス様の救いに突進して来た者が、今日の主人公なのです。既に家いっぱいになっている人達は、自由に行動できる人達でした。しかしイエス様は彼らにではなく、不自由な体で必死にイエス様を求めて来た人に「子よ、あなたの罪は赦されました」と言われたのです。私達もこの人のように、激しくイエス様を求める人になろうではありませんか。

 

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