8月20日第二コリント最終回「キリストの恵み、神の愛、聖霊の交わり」

第二コリントNO34「キリストの恵み、神の愛、聖霊の交わり」13章11~13節 

                         仁井田義政 牧師 

 「コリント人への第二の手紙」からのメッセジも、今日が最終回となりました。今日の部分は、手紙を書き送るための単なる最後の挨拶文ではありません。コリントへの手紙を書いた最終目的が凝縮されて記されています。

★パウロは、分裂状態にあったコリント教会に「終わりに兄弟達」と最後の挨拶文を書き始めました。コリント教会には、国籍や民族が違うユダヤ人、ギリシャ人、ローマ人がいました。それを「兄弟達」と呼んでいます。そして、そのクリスチャン達に「喜びなさい」と薦めています。どんな事があっても「主にあることを喜ぶ」ことが教会の一致する基本なのです。さらに「完全な者になりなさい」と薦めました。それは潔めのことであり、自己中心から「神様中心」になることを意味します。信仰者として大人になることです。

★次に出てくる「慰めを受けなさい」という言葉は、口語訳聖書と共同訳聖書では「互いに励ましあいなさい」と訳されています。それは人の弱さに気が付くことであり、自分の弱さを認めることでもあります。そして「一つ心になる」のです。民主主義の世界では意見が割れて一つになれない時、多数決という方法があります。しかし多数決などそれはあくまでも人間的な事であって、教会の本当の「一つ心は」、キリストがその中にいますこと以外にありません。キリストが中心であって初めて多数決が生きてくるのです。

★パウロはコリントの信徒達に「全ての聖徒達があなたがたによろしくと言っています」と挨拶を送りました。聖徒とは、キリストの働きの為に選ばれた者達です。パウロは、マケドニア教会においてこの手紙を書いていると思われます。マケドニア教会の信徒たちが、コリント教会の信徒達を思っていることを伝えています。それぞれの教会は同労者なのです。同業者ではありません。同業者であれば対立するでしょう。しかし同労者であれば、教会は違ってもキリストの福音を広める為に働く仲間なのです。教会を越えて労する御心がそこにあります。

★パウロは祝祷をもって長いコリントの手紙を終えます。それはまさに「キリストの恵み、神の愛、聖霊の交わりがあなたがたと共にあるように。」との願いなのです。私達の教会も「キリストの恵み、神の愛、聖霊の交わり」が豊かな教会となりますよう祈りましょう。

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