(5月14日 母の日メッセージ)「父と母を敬えと言われる神」

(母の日メッセージ)「父と母を敬えと言われる神」出エジプト20章12節 

                        仁井田義政 牧師          

 images母の日は、アメリカのアンナ・ジャービスさんが、お母さんの召天二周年記念会で教会に白いカーネーションを飾ったことが始まりと言われています。そして今日では、世界で「母の日」が行なわれるようになりました。

★母の日や父の日には、モーセの十戒の「父と母を敬え」という教えが読まれたりします。モーセの十戒は、神様からの十の命令です。一戒から四戒までは、神様についての教えです。五戒から十戒までが、人間関係についての戒めです。人間関係の最初の戒めが「父と母」についての戒めなのです。何か収まりが悪い感じがします。しかも「殺人の禁止」よりも前に出て来るのです。両親を敬わないことは、殺人より悪いことなのでしょうか。

★親を敬えないことが、全ての人間関係に影響するということが現代になってようやく分かってきました。親達は、教会でもっと子供たちにこの所を教えてもらいたいと思うかもしれません。そうではないのです。幼い子供達への教えではなく、成人の為の教えなのです。ですから子供たちへ目を向けるのではなく、あなたが年老いた父母に目を向けなければならないのです。

★しかし「父と母を敬え」と言われても納得できない、自分が子供の時、いつも親は仕事を優先させ自分は放って置かれた、兄弟間であからさまに差別された等、親から傷を受けた体験を持つ人もおられるでしょう。中には「私は親に捨てられた、という体験をお持ちの人もいるかもしれません。それなのに「敬え」と言われても腑に落ちないということもあるでしょう。

★私達は親によって深く傷つくことがあるのです。しかし親は神様ではなく人間で、不完全なのです。その不完全な親に、完全さを求めてしまっていた私達の方が間違っていたのです。ですから十戒は「素晴らしかった父と母を敬え」とは記さず「父と母を敬え」と命じているのです。親からの傷を受けたままの人間は、どんなに素晴らしく見えても、どこかに人間関係のひずみや歪みがあるものです。イエス様は私達を完全な親へと導いて下さいました。それは神様で、私達はその子供なのです。もし傷ついていたなら許しましょう。そして父と母に「ありがとう」と言える人生を歩み出しましょう。

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