Daily Archives: 2017年6月18日

6月18日礼拝メッセージ「何を見つめて歩んでいますか」

「何を見つめて歩んでいますか」マタイ14章22~33節 

                          楠 亜紀子師

 今日はペテロの姿を通して、私たちはいつも何を見つめて歩むべきなのかということをご一緒に考えてみたいと思います。

★イエス様は多くの人々の病気を癒されたり、五つのパンと二匹の魚で五千人ほどの人たちに分け与えられる奇跡をなさいました。多くの人々はイエス様のみわざを見て喜び熱狂しましたが、イエス様は弟子たちが群集の熱狂や興奮に巻き込まれてしまわないよう船に乗り込ませ、群集から離れるようにされました。弟子たちが船を漕いでいると逆風と大波に翻弄され、何時間も湖の上で格闘することとなります。弟子たちが大変な思いをしながら船を漕いでいると、イエス様が弟子たちの所へ来られましたが、弟子たちはイエス様が来られてもイエス様だと分からず、かえっておびえてしまいました。まさかイエス様が湖の上まで来てくださるとは思わなかったのでしょう。それと同時に心の中は不安と恐れでいっぱいだったため、一番大切なことを見ることができなかったのではないでしょうか。私たちも困難や悩みだけに目を向けていると大切なことを見失い、最も近くに来て下さるイエス様が分からないということにならないでしょうか。

★28節「するとペテロが答えて言った。主よ、あなたでしたら私に水の上を歩いて…」ペテロはイエス様のお言葉に従い船から降りて水の上を歩きましたが、途中で怖くなり沈みかけてしまいます。ペテロは最初、まっすぐイエス様を見て歩きましたが、しばらくすると風と波に目を向けてしまい、その時に恐れの心が来たのです。そのようなペテロに、イエス様は信仰が薄い人だとおっしゃいました。信仰生活は水の上を歩くのと同じです。目の前にある困難や悩みだけに目を向けていると、不安と恐れの中に沈み込んでしまいます。私たちはどのような時もイエス様から目を離さず、御言をしっかり握り締めているなら必ず向こう岸に辿り着けます。そして、どのような強い風も嵐も、共にいて下さるイエス様が静めて下さるのです。

あなたは今、何を見つめて歩んでおられますか…。風と波を見つめていますか。それともイエス様をまっすぐ見つめて歩んでいますか。