9月22日礼拝「我が魂よ。主をほめたたえよ」

詩篇講解NO.103「我が魂よ。主をほめたたえよ」詩篇103篇1~5節

                    仁井田義政牧師

今日は、詩篇の中で最も素晴らしいと言われている103篇を読んでいただきました。今日のタイトルは「我が魂よ。主をほめたたえよ」で、1節の御言からつけさせていただきました。それでは最も美しい詩とも言われ、私達への5つの祝福が記されている詩篇103篇をお話し致しましょう。

★私達の世界では「感情的になるな。もっと理性的になって」等と言われることが多いです。しかし詩篇は、いや聖書の全体が、感情豊かな世界への招待なのです。感情は、理性や知性より優ると言うのではありませんが、感情が乏しくなると、理性や知性も正しく機能しなくなるのです。

★1節に「我が魂よ。主をほめたたえよ」と記されています。魂の語源は「喉」で、乾き求めることを現わします。喉が渇いていている時、水の分子はどうでも良いのです。感情が枯渇する時、感情がプラスになるために、主をほめたたえ、感謝することが大切なのです。ですから1~2節で「我が魂よ。主をほめたたえよ」と二度も出てくるのです。

★それでは、神様にどのような事を感謝できるでしょうか。もし神様の存在を知らない人がいるなら、それは神様がいないからではありません。ハワイの夜空は、星の輝きが素晴らしいのです。しかし日本の空にも、同じ数の星が輝いているはずです。人間の作った光や大気汚染で、その星の存在が見えないのです。あなたと神様の間を妨げているものを取り払いさえすれば、あなたにも神様の存在が見えるようになるのです。

★神様は、あなたの「病を癒し」「恵みと、憐れみの冠」を与えてくださいます。あなたの一生を「良いもので満たし」将来の不安を取り除いて下さいます。あなたは「鷲のように新しくなり」悠々と空を舞い、風などにびくともしない人になります。むしろ風を利用して上昇する人となるのです。

★15節には、人の一生の短さが記されています。私達の一生は、草や花のように一瞬に過ぎ去ります。そのような短い人生を、悩みに満ちて過ごしてしまうのはもったいないことです。まさに最後の22節にあるように、「全て造られたものたちよ。我が魂よ。主をほめたたえよ」と、心からお奨めしたいのです。あなたも、神様を信じて心から主を賛美する者になりましょう。

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