8月7日礼拝「主の御名を誇ろう」

詩篇NO20主の御名を誇ろう20篇1~9節

                        仁井田義政牧師 

 この詩は、イスラエルの民がダビデ王のために祈る形式をとっています。ダビデは、イスラエル史上最強の王でした。しかしダビデは、イスラエルの民に王のために祈ることを求めました。その内容は、謙遜と神への信頼に満ちています。第一義的には、ダビデ王が国民に依頼した祈りですが、第二義的には、この詩篇の「王」を「王の王、主イエス・キリスト」に当てはめて読むことも可能だと思います。それと同時に、私達の信仰姿勢と大切な関係がある詩篇でもあります。

★1~3節の中で、ダビデは「王である私にも苦難の日がある」と言い、その日のために祈ってほしいと言っています。当時の王は「どんなことでも突破し、解決できる」と自分を誇示して民を治めるのが常でした。ダビデはそうではなく、「苦難の日」のために祈ってくださいと依頼しています。

★4~5節の「願い」や「はかりごと」とは、計画のことです。つまり計画通りになりますようにとの祈りです。そのために必要なのは、王とひとつになって、信仰の「旗を高く掲げる」ことでした。そのように民がひとつになって「旗を高く掲げて」祈る時、主があなたの願いの全てを遂げさせてくださいと祈ることが出来るのです。

★「ある者は、戦車や馬を誇る。私たちは主の御名を誇ろう。」と言っています。三千年前の軍備で、馬や戦車は最高の兵器でした。ですから、他国は競って軍備増強のために馬や戦車を取り入れたのです。しかし、ダビでは馬や戦車の軍備はしませんでした。「神様が守って下さる」という信仰に立っていたからです。馬や戦車を莫大な規模に取り入れたのは、ダビデの息子ソロモンでした。それを裏付けるように、最近ソロモン軍の馬屋跡が発掘されました。しかし統一王国は、ソロモン王を境に滅びてしまいました。ダビデには、石投げ器でゴリアテとの戦いで得た確信があったと思われます。

★私達は、軍馬や戦車でイスラエルを占領していたローマの十字架につけられた御方を知っています。その時もイエス様は、祈りの力を信じて「父よ、彼らを許したまえ」(ルカ23:34)と十字架の上で祈られました。ほどなくローマ帝国は滅び、イエス様は世界の王となられました。イエス様のご計画は、人々を救うことです。「そのご計画が実現されますように」と、私達も共に祈りましょう。

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