6月12日礼拝「主の御言に混じりけなし」

詩篇NO12「主の御言に混じりけなし」12篇1~8節

         仁井田義政 牧師

メールを開きますと、迷惑メールが多くその内容は詐偽です。また訪ねてくる人の中にも、「屋根の一部が壊れているので、修理させて下さい。」等と嘘をつく人もいました。今日の御言は、そのような嘘の多い時代をどのように生きて行けば良いかを教えています。

★「主よ、救って下さい」で始まるこの詩篇は、ダビデの祈りです。ダビデは、「聖徒も誠実な人も一人もいなくなってしまった」と訴えています。それは、神様を信じている人がいなくなったという意味です。ダビデはそう感じたのです。つまり社会倫理、道徳の堕落してしまっている世の中を嘆き、祈っているのです。

★うそ、へつらい、二心、傲慢な言葉が氾濫する中で、主の御言は唯一混じりけのない言葉です。現代は、嘘の言葉が氾濫している時代です。その中でも、祈る人の為に主は立ち上がり救われるというのです。どのようにしてでしょうか。それは、「純粋な、主のみことば」によってです。6節に「炉で7回もためされた」完全純粋な御言ですと記しています。 

★ダビデは祈りの中で、どんなに社会の状況が悪化しても、神様の真実な御言が諸悪から守って下さると確信するのです。世の中や自分の環境を、悪くなったと嘆くだけの人となってはなりません。たとえどのような劣悪な状況にあっても、神様は御言を信じ祈る人を、必ず守って下さるのです。

★第二テモテ3章1~5節に「終わりの日には自分を愛する者、金を愛する者、大言壮語する者、不遜な者、神をけがす者、両親に従わない者、感謝することを知らない者、汚れた者になり、 情け知らずの者、和解しない者、そしる者、節制のない者、粗暴な者、善を好まない者になり、  裏切る者、向こう見ずな者、慢心する者、神よりも快楽を愛する者になり、見えるところは敬虔であっても、その実を否定する者になるからです」と記されています。

今がその時代です。そのような時代から守られるために、混じりけのない、完全な御言を信じて、実行しましょう。神様はそのようなあなたを必ず守って下さいます。

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