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2月10日 礼拝メッセージ「子供たちを御許に」

(礼拝メッセージ)「子供たちを御許に」マルコ13章1~16節

                                                                 仁井田義政牧師

 今日の御言は、ある人々が子供達を御許に連れてきたという有名なところです。しかし弟子達はそれを止めさせようとしました。イエス様は疲れておられるし、子供たちにイエス様の教えなど分かるはずがないと思って叱ったのでしょう。

★子供達がイエス様の所に来たのは、子供達の意志ではありませんでした。自分の子供をイエス様に祝福して頂きたいとの親達の強い意志によりました。「さわって頂くために」とは、祝福の祈りをして頂くためにです。子供達の信仰は、親がどれだけ子供達の祝福を願うかが大切なのです。「子供は聖い」等の理想論とは全く違うのです。

★ところが弟子達は彼らを叱りつけました。それは、イエス様への愛だったと思います。イエス様はパリサイ人と難しいギリギリの論争をしたばかりです。そのような時に、親に連れられて入ってきた子供達を叱ったのです。叱るという語は強い言葉です。弟子達は、既にイエス様から子供達の大切さを聞いています(9:36-37)。しかし叱りつけてしまいました。大人の無理解の根強さを現わしています。

★その様子を見ておられたイエス様が憤られたことが記されています。その「憤って」は激しい怒りの言葉です。大人が軽んじている子供達をイエス様は尊んでおられ、大人と同じ人格として扱っておられます。先々週も痛ましい事件が起こりました。父親による子供の虐待死です。学校も教育委員会も自己保身で、子供が学校に提出した虐待を訴えるアンケート用紙を、虐待する父親に渡してしまいました。子供の命を大人が軽んじたのです。イエス様は子供を軽んじることを憤られます。

★親達はイエス様に「手を置いて」祝福して頂きたかったのです。しかしイエス様は、「抱き」上げて手を置いて祝福されたと記されています。それはイエス様が、親達の願っていたこと以上のことを子供達にしてくださったことを示しています。親は率先して、子供達をイエス様の所に連れて来ることを心掛けてほしいのです。教会の大人達も、子供がイエス様に来るのを妨げてはなりません。むしろイエス様に子供達が来るように、真剣に祈って考え助けましょう。そうする時、イエス様は私達の願った以上のことを子供達にして下さるのです。親も教会も、子供達の救いを真剣に願い実践していきましょう。