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5月6日礼拝メッセージ「どうして怖がるのか」

(礼拝メッセージ)マルコNO25「どうして怖がるのか」4章35~41節

                      仁井田義政 牧師

 多くの人は、恐怖や恐れや心配事に取りつかれているように生きています。これら三つの事は、恐れの程度の差を現している言葉です。私達の悩みの全ては、何らかのかたちで命と結びついています。そしてイエス様は、恐怖や怖れや心配事をどのように解決したらよいかを教えておられます。

★聖書には、イエス様が風を叱って嵐を静められたと記されています。このところを読むと、50年以上も前に聖書を初めて読んだ時のことを思い出します。聖書を読んで感動したというならまだしも、幻滅してしまったのです。聖書には素晴らしい事ばかりが書かれていると思って読み始めた私は、うろたえました。しかしそれは聖書の文字は読んでいても、その真理を読んでいなかった結果の失望でした。

★イエス様は、この数時間前まで神の国の力について教えておられました。その後、弟子にガリラヤ湖の東岸ゲラサの地に行こうと言われました。それは他民族への伝道の為でした。すると渡航中に突然嵐が起こり、弟子達は命の危険を感じて恐怖に襲われました。ところがイエス様は舟尾の方で安心して眠っておられました。

★弟子達は、恐怖の為にパニック状態となりました。そうして眠っておられたイエス様に不満を感じ、嫌みを言ってしまうのです。イエス様が湖を叱りつけると嵐が止んでしまいました。そして「どうして、そんなに怖がるのか」と言われました。そうしてそのように恐れてしまうのは「信仰がないからです」と言われました。この信仰がないから怖がるという言葉は、一気に私達の実生活に入って来きます。

★私達の人生にも、突然予期しないことが起こります。まさに「突風」体験です。その突風が、ガンの告知や会社の倒産、あるいは家族の死であったりするのです。その時、私達人間は恐怖を感じます。そして恐怖は、最も身近かなものに攻撃となって向けられることがあります。配偶者に、親に子に、親戚に、友人に「私を何も理解してくれない」と怒りが向けられるのです。イエス様は、それを防ぐ方法はただ神様の守りを信じる信仰だと言っておられます。イエス様が一緒にいて下さる人生、なんという素晴らしい人生でしょう。たとえ嵐が吹く時があっても、イエス様が一緒の船に乗っていて下さるのです。怖がる必要などありません。平安に満たされて歩みましよう。